「どこでボタンを掛け違っちゃったんだろうね」という言葉にずしりときた話
2014年03月03日おはようございます!CONECTA 池田千恵です。
今日は4月から始まる新しい仕事の契約確認のため虎ノ門へ。後ほど詳しくお知らせしますが、新しい仕事のキーワードは「復興」です。
震災から3年。これは区切りじゃなくて、始まりです。ふるさと福島の未来のために、「伝わる」ための「見える化」で、お役に立てるようにがんばります。
さて、発信力養成「イチモク」は、明日3/4が申込締切となります。
● 一目置かれ、相手に届く 発信力養成講座(通称イチモク)第3期
http://ikedachie.com/contact06/
今日は、なんで「イチモク」をやっているかについて書きます。
きっかけとなった言葉が、タイトルにもある「どこでボタンを掛け違っちゃったんだろうね」です。
私は2009年に独立してからというもの、一貫して「ボタンの掛け違いを直したい」という想いのもと、そのため使える手法をさまざまな形で提案すべく執筆活動、セミナーなどをしています。
●朝活も
●手帳開発も
●ひとり時間も
●図解も
●プレゼンも
●ファシリテーションも
●仕事を任されるための心の持ち方も
すべては、「ボタンの掛け違いを直したい」という想いを形にしたものです。
目指す方向は一緒のはずなのに、ちょっとした言葉の行き違い、理解の食い違いのせいで、不幸な結果を生む事態を回避したいという思いが強いからです。
そして、悲しい食い違いは、私がずっと研究してきた「見える化」の技術で回避できるということを知っているからです。
それは、私が
●小さい頃から転校を繰り返していて、友人と仲良くなることが苦手だったこと
●思いをうまく伝えられずに悲しい想いをしたこと
●誤解されてもそれを解消する術を知らずにこじれてしまったこと
●プレゼンに大失敗して全く意図しない内容が周囲に伝わってしまったこと
などの、過去の多くの経験に基づいています。
この件は以前もブログに書きましたので良かったら読んでみてください
「ホントは表舞台に出たいのに、いつまでも出られない人の3大口癖」
https://ikedachie.com/blog/?p=1162
特に、「ボタンの掛け違い」という言葉を意識するようになったきっかけは、会社で頼りにしていた大先輩、Tさんの次の一言でした。
「どこで、ボタンを掛け違っちゃったんだろうね…」
私には、どうしても上司とうまく行かない時期がありました。
ちょうどその時、社内では「メンター制度」というのが立ち上がりつつありました。
部署を超えて、会社での悩みを自由に相談しあえる「頼れる先輩」を見つけるのを、会社が支援するという制度で、個別に「ぜひメンターをお願いしたい!」と思った社内の人を直接指名できるというものでした。
そこで私は、社内で「彼女にこそ相談したい」と思ったTさんに、メンターになっていただけないか、相談したのです。
Tさんからランチに誘われ、上司への不満と私の仕事について、思いの丈をぶつけました。
そこでTさんから言われた一言が、これでした。
「どこで、ボタンを掛け違っちゃったんだろうね…」
私は上司と、ことあるごとに意見が食い違っていると思いこんでいました。
でも、上司のことを良く知っているTさんにとっては、私が考えているところと、上司が目指す方向性は同じだったそうです。
でも、お互いきちんと話し合ったり、理解し合える機会がないまま、こじれにこじれて修復可能な状態になってしまっていたのでした。
最初は些細なことだったのに、最初のボタンがズレると、全く思いもよらない方向に向かってしまう。
お互いがきちんと、気持ちを正確に伝えあうことができさえすれば、こじれる必要がなかった出来事は、実は沢山あるのではないでしょうか。
同じ想いを持っているのに、伝え方がまずかったり、ちゃんと考えを自分の中でまとめ切れていなかったせいでどんどん誤解が増えていく。そんな状況をどうに かしてなくしたい、という思いが根っこにあるので、「イチモク」では、職場や家庭で直面するさまざまな「伝える」を解決する手段をお伝えしています。
参加者の感想を以下に記します。「伝える」から「伝わる」へ。この技術がわかれば、仕事、プライベートに関わらず、いろんなことがうまく回り始めます。
お目にかかれることを、楽しみにしています。
● 一目置かれ、相手に届く 発信力養成講座(通称イチモク)第3期
http://ikedachie.com/contact06/
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<参加者の感想>
私が今、会社で抱えている問題・課題について、コンサルティングのような形で受講することができ、大変感謝しております。私が求めていた内容を全て盛り込 んでいただきました。千恵さんのアドバイスは的確で、すっと胸に(頭に)入ってきます。毎回お話が新鮮で、セミナー終了後ももっともっとお話が聞きたいと 思ってしまいました。第三弾の企画を楽しみに、そして、今回の受講で培ったスキルを身につけるべく精進していきます。ありがとうございました。
(住宅メーカー 管理職)
ブログなど現在のツールを利用した体験型受講方法で、一方的に話を聞くだけの講座と違い理解がしやすかった。毎回フィードバックもあり、改善ポイントをす ぐに直すことができて、目に見えて向上することがわかり、うれしかったです。体験、実践することが多い講座なので、自分の身(知識)になりやすいと思いま す。今後はこの経験を活かし、発信していきたいです。(法律事務職員)
長いようで短い4ヶ月でしたが、充実した内容で、メンバーにも恵まれ、ステキな時間を過ごすことができたことに感謝します。現在の業務の課題を、全く知ら ない他人の目から見た指摘は、新しい気付きが得られて良かったです。ブログのアドバイスは、プロの視点からいただくことができ、この先も自信を持って発信 できるようになれた気がします。
(営業企画職)
大変楽しい4ヶ月間でした。私は自分の思っていることを相手に伝えることが苦手なのですが、伝え方にもコツがあるんだということを教えて頂いてわかりました。
(病院職員)
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