六本木の朝活「 アサロク!」@文喫 六本木 テーマは「朝活手帳2023」開催レポート

おはようございます、フリーライターの仲間麻美と申します。

前回の「文喫 ✕ アサロク vol.3」から2ヶ月が経ちました。さとゆみさんと池田千恵さんの髪のお話を聞いてから、わたしも「ヘアスタイルに個性を出したい!」と痛感。思い切ったカラーリングをしてみました。今の気持ちにフィットして気に入っています。参加されたみなさんは、ヘアスタイルにどんな変化がありましたか?

■六本木の朝活「アサロク」今回のテーマは『朝活手帳』

さて、今年も朝活手帳の時期がやってきました。すでに入手された方も多いと思います。毎年いろいろな改良がなされていますが、今年はなんと言っても、パタンと180度開くようになったのが嬉しいですよね!

書きやすくなった朝活手帳2023を使いこなすべく、2022年10月31日(月)に開催された「文喫 ✕ アサロク vol.4「やりきった!と思える年末へ! 11月から使える『朝活手帳』で望む未来を叶えよう」に参加してきました。前回に引き続き、早朝の六本木文喫さんからの開催レポートをお届けします。

※2022年12月5日 23:55まで視聴できる講演アーカイブも販売しています!

朝活手帳を初めて購入された方にご説明しますと、千恵さんは2009年に『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』でデビュー。ビジネス書では異例の12万部のベストセラーになりました。その後、早起きを広めるさまざまな活動を続けながら、早起きできる朝専用手帳『朝活手帳』のプロデュースもスタート。以降、13年間毎年朝活手帳を世に送り出しています。

現在は国家資格キャリアコンサルタントを取得し、株式会社 朝6時を設立した千恵さん。六本木に近い乃木坂にオフィスを構えた縁から、六本木の文喫さんとコラボレーションで朝活イベントをするようになり、シリーズ化したのがこの「 アサロク!」だそう。

■六本木の朝活「アサロク」会場は「文喫 六本木」

イベント当日の朝は気持ち良い秋晴れでした。いつもは9時オープンの文喫さんですが、「 アサロク!」の日だけは特別に朝7時から入場することができます。店内に足を踏み入れると、いつも通り人文科学や自然科学からデザイン・アートに至る、約3万冊の本が出迎えてくれました。

文喫さんは日本で初めての入場料のある本屋さん。平日は1650円、土日祝日は2530円(どちらも税込み)を支払えば、9時〜20時まで置いてある本が読み放題、珈琲と煎茶は飲み放題。食事やデザート、お酒(11時30分〜)も有料で楽しめる喫茶室もあり、wi-fi、電源、ロッカーあり。本好きの人やリモートで仕事をしたい人にとって夢のようなスペースです。

本の森を進んで行くと、突き当たり奥にあるイベントスペースで作業している千恵さんを発見! 秋らしいシックな花柄のワンピースが素敵です。イベント開始までの時間に、発送用の朝活手帳2023にサインをしているところでした。

■12月はほぼ「ないもの」として考えよう

参加者の方も入場されて会場が満員になる頃、イベントがスタート。
千恵さんのプロフィールや、「アサロク!」、文喫さんの簡単な紹介が終わった後、早速ちえさんが力強く切り出します。

「12月は、ほぼ”ないもの”として考えましょう!」

私はこの言葉にハッとしました。というのも、イベント当日は、10月31日。次の日から11月が始まるというタイミングで、2023年が始まるまであと2か月もあります。私は内心「こんなに早くから来年のことを考えているなんてみんな偉いなあ」と思っていて、まだ自分ごととしてとらえられていませんでした。

ところが、千恵さん曰く、「12月は放っておくと風のように飛んでいく月」
確かに、12月に入ってから何かとバタバタし出し、気がつくとお正月が終わっている、というのが私の毎年の風物詩。そして、焦った気持ちで「1月中に新年の目標を立てよう」とか、「今年こそ早起きして時間を有効活用するぞ」などとと思いつつうまく波に乗れず、生活サイクルを変えられない…。そんな自分を見透かされたようで、ちょっぴり恥ずかしい気持ちに。

千恵さんの長年の朝活コンサルティング経験を振り返ると、新年などの区切りで突然朝活に挑戦して失敗する私のような人は多いそうです。これまでの習慣を変えるのには大きなエネルギーが必要です。失敗しないためには、今から助走して、年末までに練習をしておき、2023年が始まった瞬間から全力を出せるようにしておこう、と千恵さんは言います。その味方になってくれるのが、朝活手帳2023です。

■『朝活手帳』で朝を良い気分で始めよう

朝活手帳の大きな特徴は、「朝を良い気分で始められる手帳」だということ。
確かに、どんよりした気持ちよりも、スッキリした気持ちで仕事や家事をスタートさせた方が、効率もいいに決まってますよね。

だから千恵さんは、朝一番に「嬉しい・楽しい・気持ちいい」を感じられるものを用意することが大事だと強調します。さらに、たとえ寝坊してしまっても、「まどろみタイムが味わえた!」「戦略的二度寝をした」とあえて言うことでイヤな気持ちになるのを防ぐ=「ラベル変えをする」を推奨しています。

朝活手帳は「言葉」にこだわって作ってあって、毎月のコラムを読んだり、予定の書き込みや振り返りワークをすることでこの「ラベル変え」技術が向上していくというのは、私も使っていて実感しています。初めて手にするみなさんも、ぜひそこを楽しみながら使いこなしていってもらいたいなと思います。

■『朝活手帳』を初めて使う人はこれだけやって!

そして、朝活手帳を初めて使う方向けに、千恵さんから「まずはこれだけやってみよう!」というワークのお題が出されました。わたしは朝活手帳の使い方のセミナーを受けるのは初めてなので、初心に戻ってやってみることにしました。

「今、書き込んでみましょう」と千恵さんが指したのは、2022年11月のマンスリーページの次の3点。①今月のテーマ ②今月のしたいことリスト ③今週の自分トピック(11月の第一週分)です。

この11月、わたしは大好きな雑誌の特集を任せてもらえることになったので、①の今月のテーマは「特集に全力を出す」にしました。

②のしたいことリストには「・(複数の仕事を並行しているので)やりかけ企画には毎日触る ・(仕事家事育児以外の)自分の時間を作る ・趣味のダンスレッスンに通う ・持病(貧血)の治療をする」を記入しました。

③はちょうど特集のアイディアを編集さんに送らないといけない期間だったので「ネタ出し」と書きました。

書くまでは「久しぶりのボリュームのある仕事、嬉しい反面不安だな」と思っていたのですが、書いたことによって「仕事に力を尽くしながら、趣味や健康も守って過ごすことができそう」と気持ちが切り替わりました。もしかして、これがラベル変え? 今までこの欄をうまく活用できていなかったのですが、「このタイミングでやるんだ!」と腑に落ちたので毎月末に続けられそうです。

続いて、ウィークリーページの書き込みワークも行いました。翌日11月1日の「ToDo」と「目標起床時間」「目標睡眠時間」の3点を、もう書いてしまいます。通常は前日の夜寝る前に記入することになっていますが、こちらもやるのは初めて。「ToDo」は「・健康診断の再検査 ・仕事と家事のやるべきことをリスト化して片付ける」にして、「目標起床時間」はいつもより早い6:00、「目標睡眠時間」は7時間にしました。書きながら「11時には眠っている状態にしないとな〜寝る前のドラマ視聴タイムはほどほどにしよう」とゆるく決意。

最後のワークでは、3行日記の説明がありました。ウィークリーページの下の方にある、その日を振り返る形式の枠なのですが、その日の夜ではなく、朝起きた時に予言的に書いてしまうというもの。せっかくなので、翌日の3行日記はその場で「今日は健康診断の再検査に行けて、仕事と家事のモヤモヤも解消できてスッキリ!」と書いてみました。再検査は持病の貧血で引っかかっていて、行くのが億劫でずっと後回しにしていたのですが、予定に記入することでなんとか行けそうな気がしてきました。

朝活手帳は機能がたくさんついている上に、毎年更新されているので、ワークをやって初めて気づくことも多いのに驚きました。初めての方や久しぶりに使う方、わたしのように毎年買っているのにうまく使いこなせてない方は、一度動画などで使い方を学んでみるのがおすすめです!

※2022年12月5日 23:55まで視聴できる講演アーカイブも販売しています!

■2022年、やりきるための「SEEメソッド」とは

残すところあと2ヶ月の2022年をやりきるには、「SEE」メソッドを意識してみよう、と千恵さんは言います。

「SEE」メソッドとは、「Show」(時間を見える化する)、「Edit」( 時間を編集する)、「Enjoy」(時間を楽しむ)の三つの頭文字を取ったもので、これらがうまくできれば時間に終われず時間を追いかけられるようになるそう。

「時間を見える化する」とは、自分の時間、相手の時間を見つめて振り返ること。朝活手帳を使えば、毎年、毎月、毎日自然とできるようになります。

「時間を編集する」とは、いつ、どこで、何をするかを自分で決めて予定に入れること。4色ボールペンでタスクを色分けすれば、何が自分にとって重要度が高いかわかってくるので、意志を持って決断ができるようになります。

「時間を楽しむ」とは未来の自分に期待して、ワクワク楽しむ時間をつくること。朝活手帳の[好きを100個シート](p20-21)を書くことで必ず見えてくるし、見えてきたテーマに関連する本を文喫さんで探して深めていくのもおすすめとのこと。

この「SEE」メソッドに関しては、11月18日発売の千恵さんの新刊 『ME TIME 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方』に詳しく書かれているので、興味のある方はぜひご覧になってください。

■朝活手帳で、ネガティブなこともポジティブに「ラベル変え」していこう

千恵さんが今回のセミナーを通して繰り返していたのは、「ラベル変え」で心を軽くしていこう、ということでした。手帳は予定を書くためだけのものじゃない、「振り返りが9割」。そして、「できなかったこと」があるのは当たり前。それよりも「できたこと」を数えてラベル変えをしよう。「ダメだ〜」と一瞬思ったとしても「なんちゃって」「でも大丈夫だった」と言い添えるのが大事との言葉に胸が温かくなり、残りの2022年を大切に過ごそうと思えました。

トーク部分の終了後は、会場とオンライン参加のみなさんからの質疑応答があり、イベントは和やかな空気で幕を閉じました。会場に残ったみなさんの手帳や本にサインをする千恵さんのそばで、読者の方や千恵さんのオンラインサロン「朝キャリ」の方々が楽しく交流されていたのが印象的でした。

「アサロク!」リアル参加のみなさんは、イベント終了後も閉店の20時までゆったり文喫さんに滞在が可能なので、その後も飲み物やおしゃべりを楽しんだり、読書をしたり、wi-fiを使ってリモートワークをしたりと、充実した時間を過ごされたようです。

次回の「 アサロク!」@文喫 六本木は、12月頃開催の予定です。千恵さんが素敵なゲストとの一歩先ゆくコンテンツを鋭意準備中とのこと。楽しみにしていてくださいね!

※2022年12月5日 23:55まで視聴できる講演アーカイブも販売しています!


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