おはようございます!池田千恵(@ikedachie)です。
「手帳で夢が叶う」と聞いたことがある方は多いと思います。
なぜ、手帳で夢が叶うと言われているのでしょうか。
私は3つ理由があると思っています。
1. ビジョンを広げ
2.ビジョンのために何をどうするかを設定し
3. いつまでに何をやるかまでを具体的な計画に落とし込むことができる
計画を立てるのは、とっても楽しいですよね。ちょっとテンションが上がるような感じでワクワクするし、こんな未来だったらほんと最高だなあ!と感じます。
でもここでちょっと考えていただきたい。それなのに、なんで毎年手帳ジプシーになっちゃうんですか?
毎年手帳を変えちゃうっていうことは、手帳で夢が叶っていないということですよね。
なぜ、手帳で夢が叶うはずなのに叶わないのか。どうすれば手帳で夢を叶えられれるのかについて今回解説します。
Contents
■手帳で夢を叶えるために大切なたったひとつの習慣とは
一生懸命手帳を書いても夢が叶わない場合、手帳で広げたビジョンを振り返る時間をとっていないことが多いです。
実は計画を立ててからの振り返りが一番大切です。計画を立ててからの振り返りこそ、手帳を使ってスケジューリングしていくべきなんです。
立てた計画をきちんと振り返り、ズレや状況変更があったらちょっとずつちょっとずつ微修正していく。その手間を忘れて計画だけ細かく立てても無駄です。
計画がちょっとずつずれているのにそのズレを放置しておけば、手帳を開けるだけでなんか嫌な気分になってしまいますよね。
今日もできていなかった、明日もできなそう…そうやってちょっとずつ目標からかけ離れていくと「やーめた!」となるのは当たり前です。
これが、手帳で夢が叶うはず!と思ったのに叶わずに手帳ジプシーになってしまうときのパターンです。
ワクワクする計画だけでなく、地道に見える振り返りをしっかりと計画としてスケジュールに落とし込むようにしていきましょう。
■夢が叶う手帳の書き方「振り返り」のメリット
振り返りのメリットは3つです。
1. 予想外の情勢変化に柔軟に対応できる
コロナで色々な予定がキャンセルになったり、計画通りにいかないことがたくさんありますよね。予想外のことが起きたときもこまめに振り返っておけば柔軟に対応できます。
2. 計画に無理がある場合、早めに気づける
同じことをずっと書き続けているのに、何をどう頑張っても続かないこと、ありますよね。そんなときはそもそも計画自体に無理があったり、やりたくなかったり、いろんな要因があります。こまめに振り返ることで、計画を進めること自体の前提を疑うことができます。
3. 現実を直視して目の前の一歩から対策を立てられる
振り返っていくと、やっぱり予定通りに全然行かないなーとか、こうなったら理想なのになんでうまくいかないんだろうなど、様々な気持ちがわきあがります。つまり、自分のダメな部分がすごく明らかになっちゃうんです。これは本当に辛いことですが、ダメな部分を直視しないと、本来行くべき計画、やるべき計画に到達しません。目の前の一歩から対策を立てるためにも現実をしっかり直視していきましょう。
■手帳の振り返り=日記や感想ではない
「振り返り」という言葉でイメージされるのは「日記」や「感想」かもしれませんが、そうではありません。
「嬉しかった」「良かった」「楽しかった」という気持ちも大切ですが、それは日記に書きましょう。
※手帳に「日記」スペースがある場合はもちろん感想も書いてOKです。
夢を叶えるために手帳に書くべきは
何ができたか?
何ができなかったか?
どうしてできたか?
できない場合、本当にやりたかったのか?
できない場合も、また持ち越してやりつづけるのか?
などといった現状把握と分析です。
■夢を叶えるために手帳はいつ振り返る?
私は3つのポイントで振り返ることをおすすめしています。
1. 毎週月曜(土日お休みでない方は毎週の仕事始め)
2. 毎月の中旬
3. 毎月末
時間帯は朝、始業前をおすすめしています。反省や改善分析は夜振り返ると感情的になりがちだからです。
夜反省や改善分析をすると、
「何でこんなことできなかったんだろう」
「私ってほんとダメダメダメだ」
と、ちょっと落ち込みがちになることが多いのです。朝、スッキリした頭で、未来をどうすべきか考えていきましょう。
■朝活手帳を例に夢が叶う手帳の使い方を紹介
筆者が12年連続プロデュースしている朝活手帳では、毎週休み明けの朝の習慣として「スッキリリスト」を埋めるのを推奨しています。
「スッキリリスト」とは、今週以降の
連絡したい人
今後進めたいプロジェクト
将来やりたいこと
提出する課題
読みたい本、資料
その他気になること
を書き込む欄です。
来週月曜日の朝に書き込むので、今週のリストを書こうとする時に先週の欄を自然に振り返ることができます。先週の予定がどう進んだかを確認し、先週のリストから必要なものだけ転記したり、「できた」「できなかった」を精査したりできます。
■手帳で夢を叶えるために、月の中旬と月末でも振り返ろう
「スッキリリスト」で毎週棚卸ししている項目を、月の中旬と月末にさらに棚卸していきます。
そのために朝活手帳では「月の中旬&月末の振り返りシート」を活用していきます。
このように「毎週・毎月の中旬・前月末」、3つのタイミングで同じような事を定点観測しながら精査していきます。
これをすることによって、「本当に大事か」「本当にしたいのか」「何を進め、何を残すべきか」を定期的に自分に問いかけることが習慣化できるようになります。
振り返りが習慣化すると自分の予定や目標が面白いように叶いますので、ぜひチャレンジしてみてください。
まずはお手持ちの手帳で、スケジュールを振り返る日を手帳に記入するところからはじめてみましょう。
■朝活コミュニティ「朝キャリ」では定期的に手帳振り返り会開催中
主催している朝活コミュニティの「朝キャリ」では毎週、毎月中旬、毎月末にZoomを活用したオンラインの振り返り会を開催しています。
前半で各自もくもくと作業して、その後各自何を予定しているか、これからどうするかなどを宣言する時間を作っています。習慣化するためにはみんなで集まってみるのも一つの手です。
継続は力なりって本当だなと思います。朝キャリメンバーは、どんどん実績を積んできています。
例えばメディアデビューを果たしたり(日経ウーマン、マリソル、NIKKEI STYLE、エクラ、小学館kufura)、社内の昇進試験に一発合格したり、会社に交渉して成果報酬制に変更して年収アップした方もいらっしゃいますし、コロナ禍でも条件が良い会社に転職成功した方もいらっしゃいます。仕事を続けながら趣味でプラス数万円を稼ぐ生活がを実現したり、会社員をしながら自分を商品化するというところにも取り組んでいます。会社員のまま個人事業主で独立を果たしたり、ライターウェビナー講師デビューなどもしています。
朝キャリがどんなところかについては動画で解説する無料メルマガを配信しています。こちらに登録いただくと7日間毎朝動画が届きますのでぜひご登録ください。
また朝活手帳に特化した「朝活手帳無料メルマガ」もやっています。使い方をを31日間無料で徹底的に解説しているメルマガですのでこちらもご興味ありましたらぜひご登録ください。
■今回の記事はYouTubeでも解説しています
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株式会社 朝6時 代表取締役。国家資格キャリアコンサルタント。慶應義塾大学総合政策学部卒業。外食企業、外資系戦略コンサルティング会社を経て現職。企業の朝イチ仕事改善、生産性向上の仕組みを構築している他、「働き方改革プロジェクト」「女性活躍推進プロジェクト」など、ミドルマネジメント戦力化のためのコンサルティングや研修を行っている。個人に向けては朝活で人生計画を立てるコミュニティ「朝キャリ」(https://ikedachie.com/course/salon/)を主宰。12年連続プロデュースの「朝活手帳」など著書多数。