【新刊のお知らせ】11/20発売『絶対！伝わる図解』についての私の想い

11月20日、4冊目となる新刊が発売になります。
今回の新刊『絶対！伝わる図解』は、プレゼンテーション資料を作成するにあたっての、シナリオ作り（プレゼンプランニング）の解説本です。資料作成にすぐに役立つ実用書として役立つように設計しました。
プレゼンを生業とする方、講師の方、資料作成する必要がある方だけでなく
●就活生や求職中、転職活動中の方（私の、アイタタタ、なエントリーシートの文面を、ダメダメ例として紹介してます。だてに就職活動３０社落ちてません）
●プチ講師として人前で何か話す必要ができた方（昔料理研究家を目指していた時、パン教室の講師をしていた時代もこのスキル使ってました）
●交渉、説得する必要がある方（一回ダメって言われた企画を覆した経験も活かして設計しました。実際に私が「通した」企画書を解説つきで入れています）
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詳しい紹介は、シゴタノ！に書きましたので見ていただけると嬉しいです。
私は毎回、実用書でも自己啓発書でも、どんなときでも手紙を書くつもりで本を書いています。
今回は、今自分が取り組んでいる仕事に意味を見いだせなくなってしまった人に向けてのエールのつもりで書きました。
私は今「コンサルタント」を名乗っています。しかし、本などでもお伝えしているのでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、いわゆる「バックオフィス」と言われる、コンサルティング会社のサポート部門で働いていました。
外資系戦略コンサルティング会社にいる、というと、すごい！と言われることも多かったですし、実際サポート部門の方々はその道のプロフェッショナルばかりで、とても優秀な人ばかりでした。
しかし私は当初、恥ずかしいことですが、コンサルタントでなくて、サポートスタッフであることに卑屈な思いを感じていました。
私はコンサルタントの手足にすぎないんじゃないか？とか、
どうせ裏方だし、とか、
単なる資料作成マシーンなのかな？とへこむこともありました。
でも、様々な工夫で自分の気持ちを前向きに整理した結果、全ての「うまくいかない」は自分の心が招いていたことだと気付きました。
心をスパッと切り替え、コツコツ仕事を続けることができるようになったとき、自分が続けてきたことが思わぬ形で本として実を結び、今の仕事に繋がりました。
このときの感激を、今自分がうまくいかないと自信をなくしている方に、どうしても伝えて行きたいのです。
あなたがどんな仕事についているのであれ、「誰にも代えがきく仕事」なんて存在しません。つぶしがきかないキャリアなんてどこにもありません。
どんな環境でも、一方的な決めつけや自分への制限を取り払うことができれば、ポータブルスキル（どこに行っても通用するようなスキル）を身につけることができるようになるのです。
その想いを、一見地味に見られることが多い「資料作成」というツールを通じて、今回の本では表現しよう、と思って手紙を書きました。
自分が思い描いた目標を実現できる人、できない人の大きな違いは、心のもちようの違いです。
「こんなことをしたい、でも、私には無理」
「今の環境だから、将来なんてたかが知れている」
この、「私には無理」というマインドを取り払うことができたとき、すべてがうまく回りだします。
あなたは、素晴らしい人なんです。優秀なんです。
自分で自分に制限して小さくまとまってしまうのはもったいないと思ってます。
心を込めて書いたこの本が、どうか必要としている人のもとに届きますように。