7/15いわき講演の打ち合わせと、シャングリ・ラホテル東京の思い出

2012 年 7 月 15 日(日) 10 時～13 時 30 分のいわき講演について、主宰のいわき市、中山歯科矯正医院の中山孔壹先生、久美さん夫妻と、大好きなホテル、シャングリ・ラホテル東京で打ち合わせしました。
福島県いわき市
「”働く大人を元気に！”すると… "子供たちがhappyに" 池田千恵と考える、今こそ朝活」
■ 開催日：7月15日（日） 朝10:00～13:30
■ 定員：30～40名様
■ お申し込み、詳細はこちらから
http://ameblo.jp/before9/entry-11259195115.html
早起きでいろんなことをしてきた、気付いてきた経験が、医学的、臨床的にもすごく意味があることを教えてもらい、講演、対談が更に楽しみになりました！
久美さんからは、今週末卒プレを控える「iプラ」の将来につながるアドバイスもいただき、今日、ここでお会いできたタイミングに感謝。
私が高校生のときから、いつも応援してもらっています。ありがとうございます！

今日は、さらに印象的なできごとがありました。
3.11の時、私を支えてくれたスタッフの方に今日、直接お礼を言うことができたのです。
私はあの日、シャングリ・ラホテル東京のザ・ロビーラウンジで、お客様と打ち合わせしていました。
高層ビルの28F。立っていられない揺れ。建設途中のスカイツリーに載っているクレーンが、落ちちゃうんじゃないかぐらい歪んで見え、シャンデリアは砕けて床に飛び散りました。
このビルが折れてしまうのではないか、という怖さで、私は、冗談でなく腰を抜かしてしまいました。
そんな私の腕を強く掴み、ザ・ロビーラウンジのスタッフの、たぶんまだ20代の彼女はこういいました。
「大丈夫です。絶対大丈夫です。このビルは絶対に倒壊しませんし、私は阪神大震災を経験したから分かってます」
と、自分も怖いだろうに、すっくと立って、強い言葉で私たちを励ましてくれたのです。
私は、彼女のお陰でどうにか落ち着きを取り戻せました。
彼女の行動から、人の器は非常時にどう動くかで分かる、と、身を以て教わりました。
彼女だけでなく、スタッフの方全員が、冷静な態度で私たちを守ってくれました。
それ以来、私はシャングリ・ラホテルがいっそう大好きになり、打ち合わせのたびに使わせてもらっているのです。
中山夫妻も上京の際、よくシャングリ・ラホテルを利用されているそうで、なじみのスタッフが挨拶にいらしてびっくり。
あの時の彼女でした。
中山夫妻にも、3.11の時の話はしていたので、
「え！千恵ちゃんが言ってたのが彼女？」と驚き。
「あの時はありがとうございます。あれから毎回使わせて頂いています」とお礼を言うと、
「ええ、あのときは、あの場所にいらっしゃいましたね」と、いた場所まで覚えていてくれました。
実は、毎回ラウンジを使うたび、「あ、きっとあの方だな」と思いつつ改めてお礼を言うことができなかったのですが、彼女もずっと、私が震災のときあの場所にいたこと、いつも使っていること、気付いていてくれたようです。
うれしいなあ。
なんだか心がほっこりあったまる気持ちになりました。